秋の花粉症
今年も残りあと2ヶ月。
ハロウィン🎃が終わるとクリスマス🎄まであっという間ですね❗️
皆さん秋にも花粉症があることをご存知ですか❓
実は花粉症にも季節があるんです。
★秋の花粉症
原因はおもに「キク科植物」
秋に飛散する花粉としてキク科のブタクサ、ヨモギ、またクワ科のカナムグラがあげられています。
道端わき、公園、河川敷などに生育します。
スギなど樹木に比べ、花粉の飛散距離が短いため、近づかないことで症状が抑えられます。
ブタクサ・ヨモギ花粉症に合併する疾患
メロンやセロリを食べると口がイガイガ痒くなったりしませんか❓
それは、ブタクサ・ヨモギ花粉が関連する口腔アレルギー症候群かも・・・
★花粉症以外の秋のアレルゲン
意外と知られていない「昆虫」
ダニやペット🐶🐱などの通年生アレルゲンに加え、秋はゴキブリやガ、ユスリカなどの昆虫アレルゲンがもっとも多くなる季節。
死骸が粉状になったものを吸入することにより、喘息やアレルギー性鼻炎が引き起こされることがあります。
★9月〜10月の秋にかけて増加する「空中真菌(カビ)」
生活環境には多種類の真菌が存在しています。
近年では住居の気密性が高くなったために湿度が高くなり、カビが発生しやすい環境となっています。
カビの発生時期は、室内外ともに4月から11月で、5月〜7月の梅雨時期9〜10月の秋期をピークとし、冬期は少ないとされています。
カビの小さい胞子の多くが、気管支喘息や過敏性肺炎などの原因となります。
カビの胞子が大きいものは鼻粘膜にも沈着するのでアレルギー性鼻炎にもなりやすいです。
アレルギーの原因物質は血液検査で調べることが出来ます。
ご自身のアレルギー原因物質を知ることで、アレルゲンの回避方法、患者さんに合った治療方法や期間がわかりやすくなります。
スギ、ダニの舌下免疫療法も根本治療なのでオススメです(о´∀`о)